インストールしてから、証明書を共有するまでの流れです。アプリを終了しても記録は手元に残り、次に起動すると続きから再開します。証明書は作品が途中でも、何度でも発行できます。
Windows: ダウンロードのページから Microsoft Store を開いてインストールし、アプリを起動してください。
mac: ダウンロードのページから DMG をダウンロードして開き、NENRIN を「アプリケーション」フォルダにドラッグしてから起動してください。Apple の公証済みなので、通常は警告なしで開けます。
初回起動では、まず「記録するフォルダ」の確認画面が出ます(macOS 版 0.0.3 から)。作品を保存するフォルダがここに入っていなければ「フォルダを追加…」で足してください。「ログイン時に自動で起動する」にチェックを入れておくと、起動し忘れて記録されない時間がなくなります。どちらもあとでトレイのメニューから変えられます。
初回起動でログイン画面が出ます。メールアドレスを入れると確認コードが届き、続けてペンネームを決めます。
ログインは必須ではありません。「あとで(匿名のまま使う)」を押せば、そのまま使えます。違いは証明書の名義だけです。
| ログインする | 証明書があなたのペンネーム名義(確認済み)で発行される |
|---|---|
| ログインしない | 証明書は「(匿名)」名義で発行される。記録の中身と検証のしかたは同じ |
あとからトレイのメニューでログインすることもできます。発行の直前にログインしていれば、その名義が証明書に載ります。
ログイン(またはスキップ)が終わると、通知領域(Windows は画面右下のタスクトレイ、mac は画面右上のメニューバー)に NENRIN のアイコンが入ります。ウィンドウは出ません。ここから先は、アイコンをクリック(Windows は右クリックでも可)してメニューを開くのが唯一の操作です。
作品を描き始めるときに、CLIP STUDIO PAINT の「タイムラプスの記録」を有効にしておくことをおすすめします。新規キャンバスを作るダイアログにチェック項目があります。すでに描き始めた作品でも、途中から有効にできます。
NENRIN はタイムラプスが無くても記録・証明できます。ただしタイムラプスがあると、アプリを入れる前に描いていた分についても「その時点までにこれだけの過程があった」という手がかりがファイル自身に残ります。途中から NENRIN を入れた作品ほど効いてきます。
NENRIN が読むのはタイムラプスのコマ数だけで、映像の中身は読みません。検証ページにタイムラプスが表示されることもありません。画質を上げても証明が強くなるわけではないので、ファイルサイズが気になる方は最も軽い設定で問題ありません。
Logic Pro が前面にあって操作が続いているあいだが記録され、プロジェクト(.logicx)を保存するたびに「保存」が増えます。記録されるのはプロジェクト本体の指紋(ハッシュ)と、トラック数や音声ファイル数などの件数だけです。音や MIDI の中身、ファイル名、プラグイン名は記録も送信もしません。
~/Music/Logic が候補として出ますが、別の場所に保存している方はそのフォルダを追加してくださいメニューを開くと、いまの状態が上から順に出ています。
| 記録中 | CLIP STUDIO PAINT が前面にあって、手が動いている状態。記録が進んでいます |
|---|---|
| 待機中 | CSP が前面にない、または操作が止まっている状態。故障ではありません。描き始めれば自動で「記録中」に戻ります。起動直後もここから始まります |
| アンカー | 「この時点までの記録が確かに存在した」という控えを外部に預けた回数。作業中に自動で増えます |
| 保存 | 作品ファイルの保存を捉えた回数 |
資料を見たりブラウザを開いたりして少し離れても、すぐには区切られません。しばらく操作がないと、そこがひとつのセッションの切れ目になります。休憩は作業時間に数えません。
やることはありません。CLIP STUDIO PAINT を開いて、いつも通り描いてください。
作業中、NENRIN は区切りごとに「この時点までの記録が確かに存在した」という控えを NENRIN のサーバーに預けています。あとから過去にさかのぼって過程を作れないのは、この控えがあるためです。そのため記録中はインターネットにつながっている必要があります。
接続が切れている間は控えを預けられず、その区間の記録は裏付けが弱くなります(記録そのものは続きます)。証明書の発行にも接続が必要です。
作品ができあがったら(途中でも構いません)、トレイメニューの「証明書を発行…」を選びます。
発行してもアプリは終了せず、記録はそのまま続きます。続きを描いたら、また発行できます。発行のたびに、その時点までの過程をまとめた証明書と検証ページが新しく作られます。
証明書は作品ファイルと結び付けて発行するので、記録中に一度も保存していないと発行できません(その場合はダイアログで案内が出ます)。CLIP STUDIO PAINT で保存してから、あらためて発行してください。
あとはそのURLを、作品と一緒に投稿するなり、聞かれた相手に渡すなりしてください。URLを知っている人だけが見られます(検索には出ません)。
検証ページには、制作の年輪カード・観測された作業時間やセッション数・第三者が確かめられる技術データが並びます。作品は透かし入りの縮小サムネイルだけが載り、高解像度の画像やタイムラプスは公開されません。
トレイメニューの「終了(記録は保持)」を選びます。記録は手元のファイルとして残り、次にアプリを起動すると、同じ作品の続きとして自動で再開します。発行してから終了する必要はありません。
0.0.1 では、証明書を発行しないままアプリが終了すると記録が失われる仕様でした。0.0.2 からは残ります。Microsoft Store の自動更新で切り替わりますが、0.0.1 で記録中のものがあれば、更新される前に「公開して終了(証明書を発行)」で発行しておいてください(0.0.1 の記録は 0.0.2 に引き継がれません)。
描きかけの作品の途中からでも使えます。アプリはまずその時点のファイルの状態を固定し(「この時点にこの状態で存在した」という記録)、そこから先を過程として記録します。
証明書が示すのはアプリが観測していた区間に起きたことです。観測していない期間は「観測していない」と正直に表示されます。あとからさかのぼって過程を作ることはできませんが、それ以前に描いていた事実が消えるわけでもありません。
記録はあなたのパソコンの中、ユーザーフォルダ直下の .nenrin-poc\works(mac は ~/.nenrin-poc/works)に、作品ごとのフォルダで保存されます。トレイメニューの「記録データのフォルダを開く」で開けます。発行した証明書と年輪カードも、その作品のフォルダの中の published に残ります。
CLIP STUDIO PAINT が前面にあるか確認してください。別のアプリを操作している間は待機中が正常です。CSP を前面にして描き始めれば「記録中」に変わります。
NENRIN が見ているフォルダの外に保存していると記録されません。macOS 版 0.0.3 以降はトレイのメニューの「記録するフォルダ…」で、保存先のフォルダを追加してください(すぐに反映されます)。それ以前の版(Windows 版 0.0.2 を含む)では、保存先をユーザーフォルダ配下(ドキュメント・デスクトップ)にしてお試しください。
PCの時計が実際の時刻とずれています。ずれたまま記録すると、証明書の時刻が正しくなくなり、検証も通りません。Windows は「設定 > 時刻と言語」、mac は「システム設定 > 一般 > 日付と時刻」で時刻を同期してから、記録をやり直してください。
インターネットに接続されているか確認してください。接続が切れていると控えを預けられず、アンカーが増えません。つなぎ直せば次の区切りから再開します。
記録中に一度も保存していない状態です。CSP で保存してから、あらためて発行してください。記録は続いています。
そのままアプリを起動し直してください。手元に残っている記録を読み込んで、同じ作品の続きとして再開します。落ちていた間の時間は作業時間に数えられず、記録にはそこで区切れたことが残ります。
support@nenrinapp.com か X @nenrin_app までご連絡ください。先行版なので、うまくいかない報告はとてもありがたいです。
※ NENRIN が証明するのは「制作ツール上で制作の過程があったこと」です。「AIを一切使っていない」ことの断定は行いません。証明の範囲について